• Monty's Bridge to Tomorrow (モンティの明日への架け橋)

      Harada, Hiroko; Ushida, Eiko; Kataoka, Hiroko; Izumi, Yuruka; Douglas, Masako; Chinen, Kiyomi; Tokuda, Junko; Masuyama, Kazue; Murakami, Chisato; 原田宏子; et al. (2014-07-04)
      本書の「モンティの明日への架け橋」は、2011 年3 月11 日の東日本大震災の津波で亡 くなったアラスカ大学アンカレジ校(University of Alaska Anchorage [UAA]) の卒業生、 モントゴメリー・ディクソン(モンティ)を記念して作成されました。モンティは、 UAA で日本語を専攻して2009 年に卒業し、その夏JET (Japan Exchange and Teaching) プログラムで 岩手県陸前高田市に派遣され、外国語指導助手(ALT)として、地元の小 中学校の英語教育に従事しました。日本文化をこよなく愛し、地元の住民の方々と家族 のように交わり、「モンティ先生」として親しまれていました。津波に流される数時間 前には司馬遼太郎の「世のために尽くした人の一生ほど、美しいものはない」の英訳を 書き残しています。26 歳でした。 この震災では、もう一人のJETALT、バージニアのランドルフ・メイコン大学出身のテ イラー・アンダーソンさんが石巻で津波の犠牲となりました。国際交流基金日米センタ ー(Center for Global Partnership [CGP]) では両氏の出身校において記念事業を実施し、 その一環として、UAA には2012 年に「モントゴメリー・ディクソン日本語日本文化教 育センター」(Montgomery Dickson Center for Japanese Language & Culture) が設立されま した。当センター企画の「モンティの明日への架け橋」の教科書の企画は2013 年と 2014 年の二年間に渡るCGP の助成金により実現しました。 本書は、カリフォルニア大学サン・ディエゴ校の牛田英子、ならびにカリフォルニア州 立大学ロングビーチ校の片岡裕子の監修の元、9 人の日本語教師によって執筆され、大 学レベルの日本語中上級を対象に作成されています。陸前高田市で無料の英語教室を開 講していたモンティの精神にのっとり、オンラインで無料配布いたします。多くの教 師・学生の皆さんに利用していただき、「太平洋の架け橋」となるというモンティの夢 を皆で実現していくことを心から願っています。